こんにちは!平住です!
今日は産休・育休から4月に復帰された、営業部の佐藤さんに
その感想についてインタビューした様子をお届けします!
佐藤さんは現在営業部で営業事務をされています。
抱月工業に入社してから授かられた三人目のお子さんの際に産前産後休暇・育児休暇を取得されました。
取ってみた感想や気になることを色々聞いちゃいました。それではどうぞ!
産休育休インタビュー
- 産休、育休を取った期間を教えてください。
2021年7月~2023年4月です。期間は1年と9ヶ月ぐらいかな。
生まれたのが 8月入ってすぐです。
- 産休を取ってから生まれるまで1ヶ月ぐらいしかないんですね。
そうそう。帝王切開で出産予定日より手術の日が早いから10日くらい早まってる。
※産前休業は出産予定日の6週間前から。(多胎児の場合は14週前)
- お子さんはおいくつですか?
上二人が10歳と8歳。今回生まれた子が今年2歳です。
不安だったこと・良かったこと
取得前の気持ち
- 育休、産休を取得するときに不安に思っていたことはありますか?
3人目ということもあり特にはなかったです。少し仕事をお休みできるな、と(笑)
- 前職の時ではありますが、一人目の時は不安がありましたか?
ありました。
- それはキャリア的に?家庭に関して?
両方ですね。やっぱり初めてのことだから全部不安。
一人目のときはめちゃくちゃ神経質になっていて母親にキツくあたったりしてました..(笑)
今思えばどうでもいいやんってことにイライラしたり。
復職前・復職後の気持ち
- 復職されるにあたって、変化の多い抱月での不安はありましたか?
それはありました。1年と9ヶ月もお休みをもらっていたので、自分の体がついていけるかっていう不安と、仕事どこまで覚えてんのかな、思い出せるかなと心配してました。
あとは保育園に行き出したら、子どもの体調不良で会社を頻繫にお休みをすることが出てくるので、職場に迷惑をかけないか不安でした。
でも、復帰してみるとお休みは会社が融通をきかせてくれたのでとっても助かりました。
- 良かったです!会社としてもそれを前提に構成を考えていたというのはあるかもしれません。急な休みも絶対出てくるから、負担にさせないように、チームがうまく回るようにっていうのは会社としても考えられていたと思います。
とてもありがたいことよね。会社も女の子もだいぶ増えてるし、大事なことやね。
- 女性社員は本当に増えました。絶対今後産休・育休をとる人は増えていきますね。
本当に増えたね。お母さんが働きやすい環境にはしたいよね。
でも、 すごいありがたいなとは思う。一応1年の育休の予定が、 希望していた保育園が保育士不足で全然入れなくて… 結局育休期間が8ヶ月伸びちゃったから。
それでも育休取らせてもらえてありがたいなと。そこはすごい感謝です。長い間休ませてもらって。
- 佐藤さんが戻ってこられるのを待ってはいました(笑)一時期かなり忙しい時期があって、佐藤さんが戻るのが延びちゃって残念、となっていた時も実はあったり。でも、それはそれでチームとしては別の手段で解決するきっかけにもなりましたね。
取得前について・妊娠中のつらさについて
- 私が入社してすぐ佐藤さんが産休に入られたんですが、おなかが大きい佐藤さんを覚えています。やっぱり妊娠中の仕事のし難さはありましたか?
しづらかった。毎回お腹が大きい時のあの苦しさは三人とも違ってて。三人目が1番しんどかった。
- 2人目や3人目は慣れて楽に~って言われることもあるけど違うんですね
うん。人によって全然違う。
今回は1番しんどかった。まあ、多分体力落ちてる、年齢が上がった、っていう原因もあったと思うけど、なんでか疲れやすかったな。
- 産休取りますというのは社長に言ったんですか?
社長に言ったかなあ。すごくドキドキした(笑)
- いつ頃でしたか?
安定期入る頃に言ったかな。あんまり早めには言わなかった記憶がある。でもあまりにもつわりがひどすぎて、早めに同僚には言った。仕事に差し支えるぐらいぐったりだったので。
- つわりってやっぱりしんどいですか。
うん、でも人によってはない人もいるし。かなり個人差はある。
私はずっと船酔いみたいに気持ち悪くて吐いてた。でも痩せるで(笑)
私は結構初期からあるタイプやった。妊娠2カ月くらいは特にしんどくて、 安定期入る手前ぐらいまではあったと思う。
- 結構長かったんですね。
結構痩せた。それはラッキー(笑)グレープフルーツばっかり食べた。
- 私の個人的な意見なんですが、産休って産む直前だけじゃないですか。その、つわりしんどいとかでも休みたいよな、とか思ったりします…
つわりがあるってことは、もうお母さん休みなさい、ていう子どもからの合図やから絶対休んだ方がいいねんっていうね。
もしかしたらこれから経験するかもしれんけど、無理したらあかんよ。若い子って休んじゃだめだとか頑張っちゃったり無理しがちやから。
- 自分の仕事の中とか、会社の中だけならまだいいんですけど、例えば営業部は担当のお客さんを持ってたりする。そこに迷惑がかかるとか思い始めると、無理しちゃうこともあるかも。
そこなんかな。いいサポートができる体制が考えられたらいいね。そんな会社やったら素敵やん。
育児について
- 旦那さんは育休とられましたか?
無理だった。夫の会社は最近は男性も育休取らせるように動き始めたみたいだけど、その流れが来るのがちょっと遅かった。
私が仕事復帰してからは、たまたま旦那さんの仕事が落ち着いてて、子どもが風邪ひいたらお休みを変わったりもしてもらえてるから、今はとってもありがたいかな。
- 3人のお子さんを1人で見るって大変ですね。
しかも、 産休中って児童会入れてもらえないの。小学校の学童。行かせてもらえない。
- お母さんが家にいるからっていう理由!?
そう!もう大変。夏休みとかも。上二人は2歳差だから、2番目の時は上の子は保育園行けてたけど。もう3人おるでって。バタバタ過ぎてもうついこの前なのに記憶にない(笑)
- お仕事と育児の両立で工夫してることはありますか?
えっとね、頑張らないと決めています!頑張りすぎない。
- それは大事ですね。
100点じゃなくてもいいです。 なんかこう、無理はしない。今、時短勤務にしてるから時間的にも残業もできない。もうそこは割り切ってもうみんなを頼るということで、時間内で出来ることを一生懸命する。
- お家に帰ってからもバタバタですよね。
そう、帰りそのまま保育園迎え行って帰ってきて、ご飯作って、子どもを寝かせてから家事をしたり、、、、
でも、子どもはそれ以上に癒しを返してくれる。本当に可愛い。大変やけど幸せな瞬間もたくさんあるよね。
育休制度について
- 会社に対して、または社会的なそもそもの育休制度でもいいですし、産休育休に関してもっとこうだったらいいのに、というものはありますか。
お休みをしている間もお金をいただけるのはありがたい。ただ、現状の育休制度では、手取り約半分になる。しかも2ヶ月ぐらい遅れて入ってくる。お金ちゃんと貯めて計画的にやってれいばいいかもしれんけど、金銭的な補助を手厚くしてほしいなぁと思う。
大黒柱ってお父さんもが多いと思う。お父さんが育休を取りたいってなった時に、お給料が減るから取りたくても取れへん人もいるだろうし。
- そのあたりは、これから実質手取り100%になるような制度にするという政府の動きはあるようです。一人目だったらまだしも、2人目、3人目の子だと、既にそもそもの生活にお金がかかりますしね。
そういう意味では会社からの出産御祝い金(※)はありがたかったです。
(※抱月工業の福利厚生。従業員に子供が生まれると支給される祝金。第一子は10万円、第二子は20万円、第三子は30万円。)
最後に伝えたい事!
- 抱月は実績としてはまだすごく少ないですが、ここ数年で若い人もすごく増えて、出産・育児を経験する人がこの先絶対に多くなると思います。この先、産休・育休を取得するかもしれない社員たちに向けてお願いします。
取れるならしっかりと胸を張って取ればいい!申し訳ないとかの遠慮は重々わかるけど。赤ちゃんの期間って短いし、 奥さんを助けれるのって、もう今しかないし。
女性もめっちゃ不安定やから、ホルモンバランス的に。なんか今まで普通にできてたことが出来ないと思って涙出るとか、自分責めたりとか、不安なことがいっぱいになる。大丈夫な人もいるかもしらんけど。
男性もサポートしてあげるのはめっちゃ大事やと思う。その時の親の感情というか、 気持ち的部分って、めっちゃ子どもに伝わるから。お母さんお父さんが穏やかやったら、子どもも穏やかに育ってくれると思う。
もう仕事のことは考えず。 家庭にどっぷりつかる時間として使ったらいいと思います。
男性とかはできるだけ期間が長くとれるならよりいいけど、 ずっと休むとかじゃなくても、スポット的に休みやすい環境を作るとかでもいい。
男性でも時短みたいな感じで、時間を取らしてあげるとか、そういうサポートでも助かる。
色々なお話ありがとうございました!
いかがでしたか?
色々なお話が聞けてすごく楽しかったです。私としては将来を考える参考にもなりました。
今回は産休・育休にフォーカスを当てて編集しましたが、インタビュー中は別の話題にも移り脱線しながら佐藤さんのお話を聞いていたので
いつかそちらも社員インタビューとしてもまとめてみたいなーと思っております。
それではまた!